入院中に読む本の選定開始
病院と拘置所の環境
7泊8日の入院。痔瘻の先輩方のブログを読んでいると、暇であるようだ。朝7時位の起床に始まって、3度の食事、病状がよければ入浴。まるで拘置所の生活。
私の敬愛する佐藤優氏は「拘置所というのは読書する環境に最適です」と。250冊を読破し、原稿用紙5000枚、大学ノート62冊のメモをまとめている。読書するだけではなく考える時間もあり、読書家や勉強家にはもってこいの場所なことが分かる。
拘置所ではなく病院の入院に話を戻す。拘置所に入るつもりは更々無いので。
術後数時間は安静とのことらしいが、数日で普通の生活が送れるようになってくる。この数日間は一日中趣味の読書に費やせる事ができるわけだ。社会人になり結婚して子供ができれば、「一日中読書の時間」がいかに贅沢なものか痛感した。食事は用意してくれる、お風呂も用意してくれ、掃除もしてくれる。
一日中ゲームをして途中でピザの宅配を頼む…あの腑抜けた大学時代を思い出した。
最近では勉強やら読書に目覚めているので、こんなチャンスはありがたい。普段読むことのできない長篇物を、入院期間中に読んでみようかと考えている。
何の本を読むか?
この本には2人の「知の巨人」選んだ400冊の本が書かれている。とはいえ全てを読みこなすまでの時間と教養が足りない。この中から数冊をピックアップする作業を入院までの間にしなかればならない。
10月より放送大学を始めて、人文、特に歴史哲学の講義を中心に受けたいので、そのあたりに役立つ教養本が良さそうだ。
Amazonの「ほしい物リスト」に本をドンドンぶち込んでいく作業をはじめよう。この入院は「不安半分、楽しみ半分」なのである。