ぼくの痔瘻が治るまで

痔瘻(痔ろう)の発症から手術入院そして完治まで。

入院1日目・大腸内視鏡検査の下準備

病院に到着後のその日に大腸内視鏡検査を行うことになっている。そのために前日から下剤を飲み腸内環境を調整している。最後は経口腸管洗浄【モビプレップ】を使い根こそぎキレイにするのである。

洗浄剤服用開始

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9:15 モビプレップ服用開始。200mlずつ、15分かけて飲みきる。それを2杯。続いて200mlを10分かけて飲みきる。それを3回。味は不味くもなく美味しくもない。ポカリスウェットの味を濃く不味くしたような感じ。これを「無色か黄色の水様便になるまで」繰り返す。飲んで出しての繰り返しなので、以外と量は飲めるものである。計10回の便通があったが、3回目以降はほぼ水の状態である。
 

入院治療計画の説明

執刀の先生より手術と治療方針の説明を受ける。病名は痔瘻。麻酔方法は腰痛麻酔。術式は瘻管切開開放術。予定時間30分。術後の偶発症は再発。ということが説明された。特に疑問点や質問は以前に聞いていたので、今回はすんなりとサインできた。退院まで術後5日とのことだが、先生が言うには排便のトレーニング期間とのこと。「術後最初の排便は勇気が要りますよ」とのこと。「 痔瘻の患者さんには術後の痛みを感じる人が少ない」とのこと。私もそうあって欲しいものである。
 

腸内洗浄完了

9:15から洗浄液を飲み始め、12:20にやっとOKがでた。これで大腸内視鏡検査が出来る状態である。薄い黄色の水様便の状態になった。
 

ベッド回りのカスタマイズ

トイレに行く頻度も減ってきたので荷物の整理を始める。
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大部屋で4人だが窓際の一番良いところになった。1週間なので少しでも快適に過ごしたいもの。それほど収納は広くもないので、キャリーバッグ2つは床起きのまま。着替えはキャリーの中からそのまま出し入れするようにし、本を棚の中に収納した。4人部屋だが私ともう一人の2人きりである。もう一人は大腸ポリープの切除手術を受けたらしい。3日程で退院らしい。小さな病院であるのでランドリー室に洗濯乾燥機1台。給湯室。浴室。ラウンジといった施設のみ。浴室はそこそこの感じがWEBの写真からも感じられ楽しみの一つである。