入院2日目・手術当日(手術前)
手術前日の夜は入院のバタバタで疲れたのか消灯時間前には寝てしまった。たぶん20:30頃には寝てしまっていたようだ。
消灯直前に看護師さんより下剤の投与を受ける。大腸内視鏡検査前日に飲んだものと一緒。
アローゼン0.5g✖️1包
0:30 トイレに起きるが便通は無し。
5:00 起床。自然に目が覚めた。普段は4時間半睡眠なので長く寝れた感じがする。入院の特典といったところか。
今日の流れ
今日ハードな1日になりそう。起床後は「検温→朝食→更衣→9時以降は飲水禁止→浣腸→点滴→15時頃手術」と言った流れ。
朝食は味噌汁のみ。中身は豆腐でも入っていてくれれば嬉しいのだが。9時以降は飲水も禁止となる、普段はコーヒーやらお茶を、一日中飲んでいる男には飲水禁止は少々ツライ。このタイミングで点滴だろうか?
本日の手術予定は6人で私は5番手。何もなければ15時頃からの予定だ。それまでは数学と世界史の勉強をしていよう。持ち込んだ本は15冊。こんなにノンビリと本を読める時間はありがたい。
朝食
といっても味噌汁(具なし)だけである。味噌汁をこんなに味わって飲んだのは生まれて初めてかもしれない。昨晩のうどんと今日の味噌汁だが、どちらも熱々を持って来てくれる。小規模な病院なので当然かもしれないが、食事が楽しみな入院患者には有り難い。
手術に向けた投薬
8:40 坐薬 レシカルボン✖️2錠投与
腸内に炭酸ガスを発生させ便通を促進する薬。生理的に近い便通ができる薬とのこと。投薬後に腸のあたりがゴロゴロしてくる。10分後にトイレにて便通。次は点滴か?
痔瘻かも?と思い初めて肛門科を訪れたのは7月14日のこと。最初はお尻を見せることに抵抗感があったが、今では何の抵抗感も持たなくなった。痔の諸先輩方のブログを見るとほぼ同じような意見である。痔に悩み肛門科の受診をためらっている方が、このブログを読んで受診を決めていただけるとありがたいものだ。
これから点滴➡︎手術との流れになるので、逐次の更新は難しくなるだろう。メモがわりのEvernoteに記録して行く。
掃除
感染症予防と清潔のために一日1回の清掃がある、こちらの病院では9時開始だ。モップ掛けと棚などの清掃をしてもらえる。キャリーバッグ2個とテーブルの上を机代わりにしているので清掃も苦労を掛ける。
佐藤優の「獄中記」を読んでいる。筆者が小菅の東京拘置所に入っていた513日間の独房生活記である。彼の思考の過程や獄中での勉強、公判への思いなどを綴った本。入院生活と重なる部分が多く、かなり参考になる部分があるのだ。外出禁止(200m先のコンビニへの買い物もNG)であったり、消灯起床食事時間が似通っていたりと。
点滴開始
ソルラクトD輸液500ml✖️2本
点滴は右腕に行った。普通であれば利き腕とは逆の手にするのであるが、手術の体位変換で仕方ないのだ。人生初めての点滴である。点滴台を引きずりトイレに行ってみようと思う。
レントゲン撮影と痛み止め処方
レントゲン撮影同時に痛み止めが処方された。
ボルタレン2錠・ムコスタ1錠。これを1セットとして飲む。麻酔が覚めるときに飲水テストを行うのだが、その時一度服用するらしい。レントゲンの結果も特に異常はないようだ。