ぼくの痔瘻が治るまで

痔瘻(痔ろう)の発症から手術入院そして完治まで。

入院6日目・手術後4日目

同部屋の大腸ポリープ切除の方が今日退院。ポリープ切除は通常一泊入院が、ポリープの大きさが6mmとのことで二泊。もちろんその間ずっと絶食。私も気を遣いながら食事をしていた。これが大部屋の嫌なところ。

 

私の胆嚢ポリープも6mm。半年毎の腹部エコー検査で10mmを越えたら切除の予定。10mm超えで癌化のリスクが高まる。また別の手術が始まる。

 

本日は痔の手術予定患者の入院日。火曜と木曜が手術日。その前日、月曜と水曜が入院日となっている。向かいのベッドには手術後に使うガーゼ一式が用意されている。誰か入ってくる模様だ。
 
エアコンの効いた部屋で過ごしているが、風邪をひいたのだろうか?時々頭が痛くなる。1日3度の抗生物質と痛み止めを飲んでいるので、すぐに収まってしまう。
 

朝食

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パンである。白米以外が嬉しい。引きこもりレベルの活動量しかない入院なので、これだけの量で充分。パンの下に隠れていたマーガリンとジャムを塗ったら、カロリー過多である。まぁ塗ってしまったのだが…。4時間後には昼食の時間なので、このくらいがちょうど良い。
 
ベッド数16床の小さな病院なので、歩けるスペースが限られている。せいぜい1階から2階の階段の昇り降りくらいである。体重は58.5kgでベストより少し少ない。絶食の影響があるのだろうか?
 

便通

手術後3度目の便通。通常の状態(軟便気味)に戻ってきた。塊で便が出ているので違和感を感じるが痛みは無い。鎮痛剤のお陰だろうか?
 
浸出液は相変わらず多め、血はほとんど混じっていない。浸出液が出るのは2週間ほど続くらしい。しばらくはガーゼとナプキン、浸出液が少なくなったらナプキンのみの運用に切り替えようと思う。
 

昼食

本日は中秋の名月。昼食にお月見団子が出ることを予想しているのだが…さてどうだろうか?
結果は、
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デミソースカツ丼。味はいいのだがお年寄りにはキツイメニューだと思う。丼にしてしまうと選択肢が限られてしまう。病院食ではあるがチャレンジングなメニューで攻めてくる。
 

あと少しの我慢

入院もあと1日半。個室にするか?iPad miniを買うか?の2択でiPad miniを選択。大部屋での生活が始まった。人間付き合いが好きではないので、大部屋生活に不安もあった。なので一日中カーテンを締め切る生活。これで何とかなる。
 
同室の方とは挨拶をする程度。私の病室には大腸内視鏡検査の入院患者が入ってくることが多く一泊で退院。しかもトイレ以外はベッドで安静とのことで、コミュニケーションを取る必要は皆無である。
 
同室のいびき歯ぎしりは我慢できるが、話し声だけは我慢が難しい。今朝入院した同室の方、いい年をした方だが「下剤がまずい」だとか「絶食がキツイ」だとかいちいちうるさい。なぜかというと奥さんがずっとそばにいるからである。甘えているのである。
 
ここは子供の入院する小児科ではなく、命に関わる病気でもない肛門科なのだから、ベッド脇に付きっきりもどうかと思う。
困った同室者であるがあと1日半。iPad miniを買ってしまったので我慢しよう。
 
愚痴になってしまった…反省。
 

退院説明会

夕食前に執刀していただいた先生より退院後の諸注意の説明を受ける。明日と明後日退院の3名で行った。退院の前祝いということで、ワインかオレンジジュースで乾杯。
 
執刀医と痔持ちの仲間二人で妙なお祝い。さすがにブログ用の写真は撮れなかったので省略。
結構参考になるお話が聞けたので、細かい内容は別途記事にします。
 

夕食

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中秋の名月ですが、お月見団子は付いていなかった。残念。右脇に映ってるメロンは妻からの差入れ。というか私からのリクエストですが…。退院説明会で留守にしている時に妻が訪問し、その時にご飯が運ばれてきたらしい。蓋を開けて覗いた一言、「まぁ…病院の食事よね……」
 
夕食を食べながら、退院日の打ち合わせ。迎えに来るか来られないか、で荷物の量を調整しなければならない。現状キャリーバッグ2個分。2個を転がして電車で帰るのはキツイ。妻の仕事次第か。結論は明日に持ち越し。明日のお見舞いの時に最終判断。