ぼくの痔瘻が治るまで

痔瘻(痔ろう)の発症から手術入院そして完治まで。

入院5日目・手術後3日目

手術から3日経ち病状を少し書いておく。痛みらしい痛みは術後最初の便通後のウォシュレットの時。傷に水が当たったピリピリ感。1時間後の朝食時に痛み止めを飲んで収まった。それ以来、痛みを感じることがほとんど無い。

 

長時間(1時間ほど)座っていると傷口が重い感じになってくる。横になると落ちつく。看護師さん曰く、痔瘻手術の患者さんは痛みに悩むことは少ないそうだ。とはいえ排便時はまだ怖い。「通常の硬さ」の便が出た時の衝撃はどんなものなのだろう。

 

術後の経過

術後3日目だが、傷口にはガーゼと軟膏を付けている。
 
ポステリザン 5mm 
 
浸出液の量が多いので、ガーゼ交換は2時間に1回のペース。ガーゼの上からナプキンをしている。ナプキンに浸出液が染み出したことは一度だけ。若干の出血があるらしくほんのり赤くなっている。
 
日に1度、先生の診察があるが順調とのこと。
 
検温時に看護師さんに傷を見てもらっている。「ナプキンに慣れてきましたね」とお褒めの言葉を頂く。40年生きてきて初めて使っているのだが、だんだん上手くなってきているらしい。何をもって上手というのだろうか?当てる位置なのか?
 

排便

軟便だが少し固形物の便が出てきた。決して息むことなく、なすがままに任せている。痛みは無い。ウォシュレットでの痛みも無い。交換したガーゼを見ると浸出液でびっしょりの状態。7時間交換していないから仕方ない。
 
肛門には少々柔らかめの便が良いらしい。肛門への負担が少ない。かといって下痢では良くない。便の回数が多くなり肛門に負担をかけることになる。
 

朝食

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量が少なめかな…と思うも、4時間後には昼食の時間である。午前中は診察と入浴しかカロリーを消費しないのだ。逆に太りそうな気がしてきた。入浴時に体重計に乗ってみよう。
手術から日が経ってくると、食レポしか目新しいことがなくなる。傷の治りも順調ということだろう。
 

昼食

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朝食は8時、昼食は12時と間隔が少々詰まっているので、午前中は全くお腹が空かない。10時にコーヒーを飲んだくらい。実はお菓子を持ちんでいるのだが、ほとんど食べていない。このペースだと持ち帰ることになりそうである。
 
3食ともバランスの良い食事であるが、麺類とパン類が一切出てこない。あと果物。朝食でパンも食べたい。麺類、特にラーメンを食べたいが退院までの我慢となる。
 
果物は妻へ差し入れを頼んでしまった。「ナイフと梨3個」とリクエストすると、剥いてタッパーに入れて持ってくるとのこと。自分で好きなだけ食べようと思ったがダメな模様。
 

首コリが解消

入院前は首のコリに悩まされていた。同じ体勢で仕事をして、肩甲骨が動きづらくなり、首にコリが出てくる。ひどくなると頭痛になっていた。入院後すぐに首のコリが消えた。当然といえば当然。
 
仕事をすることなく、好きな勉強と読書に集中し疲れたら20分の昼寝、夜は21時半に就寝して朝5時に起きる。理想的な生活をしている。いい骨休めと思い、養生しながらもう少し入院生活を満喫しようと思うも。
 

夕食

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小さな病院なので今現在の入院患者は8人ほど。全員入院5日目なので軽く挨拶をするレベル。顔は覚えています…といった感じ。「食事もそろそろ飽きてきましたね。ラーメン食べたいですね。甘い物食べたいですね」といった会話を診察前にしていた。
 
さすがにたまにはジャンクな食べ物が欲しくなる。夕食の味はいつも通り口に合い、美味しく頂きました。