痔瘻癌について考えてみる
「痔瘻」を検索し、色々なサイト見ているとこの一文が目に入ってくるのではないだろうか。
「痔瘻がん」
コラム|痔瘻がんとは - Yahoo!ヘルスケア
…で大抵の方はガンを恐れるので、読んだことがあるのではないだろうか。一部抜粋してみよう。
痔瘻がんはこんな癌
長期間にわたり(多くは10年以上)、 複雑痔瘻を放置していると、まれにそこからがんが発生することがあり、これを痔瘻がんといいます。痔瘻がんの治療は、直腸がんに準じた永久的人工肛門を伴う直腸切断術を行います。5年生存率は約40%で、直腸がんやほかの肛門がんと比べると予後は不良です。
「がんが発生」「永久的人工肛門」「5年生存率40%」この辺りの一文で、私は痔瘻の早期手術を決心したものだ。正直怖い。ただし、最初の一文をよく読んで欲しい。
痔瘻には「単純痔瘻」と「複雑痔瘻」がある。私の場合は単純痔瘻。
単純痔瘻は1本のトンネルができている状態。手術でこの1本のトンネルを切除すれば完治する。複雑痔瘻はこのトンネルが枝葉状に分かれてしまい、何本ものトンネルができている状態。こうなると手術は大変かつ難易度の高いものになってしまう。
単純な痔瘻も放置していると、徐々に複雑痔瘻へと悪化していく。「複雑痔瘻」を「多くは10年以上」放置していると「まれに」痔瘻癌を発症する。
このことから、やはり早期治療は大切かと思う。痔瘻癌に限らず、痔瘻であっても早期の単純な状態であれば、手術後の回復も早く楽に社会復帰ができる。