ぼくの痔瘻が治るまで

痔瘻(痔ろう)の発症から手術入院そして完治まで。

肛門科を受診する際にチェックしたいことのまとめ

私が肛門科を選ぶ際にはWeb情報を参考にしました。周りで痔を患った人もなく、口コミに期待できなかったから。病院の選び方はこちらの記事をお読み下さい。

jirou.hatenablog.com

さてここで問題があったのだが、素人の私が先生をどうやって判断するのか?ハッキリ言えばヤブ医者かどうかを判断する材料である。Webでひたすら「痔瘻」を検索すると、Google先生より参考になるサイトを紹介された。

受診の際に知っておくと得な事柄 - 大阪北逓信病院

肛門科なので痔全般の説明がされているのだが、いくつか引用する。

病名をハッキリ言わない医師

診察を受けて病名をはっきりと言わない医師は信用できません。“とりあえず薬を出しておきましょう”と言う医師も信用できません。診断名がわからないのに治療に適切な薬を選択・処方できるわけがありません。 
【引用元:受診の際に知っておくと得な事柄 - 大阪北逓信病院

 3つの「信用できません」がありますが、私の主治医は3つともクリアしていました。「病名は痔瘻。この状態なら薬は必要ない。手術でないと完治しません。」と。

私の手術&入院は1週間の予定。先生に「日帰りで出来る病院もあるのですが1週間ですか?」といやらしい質問。「できないこともないが、手術翌日に通院の必要がある。麻酔が切れた後、痛みがひどい人もいる。そんな状態での通院は結構厳しいです」と。

 診断方法がテキトーな医師

痔瘻の診断も同様で、肛門内に指を入れないで痔瘻と診断して手術を勧める医師には注意して下さい。理由は原発の穴がどこにあるのかを指で確認できていない、すなわち、解剖学的な位置をわかっていない医師に痔瘻の正しい根治手術ができるはずがないからです。
【引用元:受診の際に知っておくと得な事柄 - 大阪北逓信病院

 私の主治医は思いっきり指を入れてきました。「ココ痛いですよね」と。もちろん痛かったです…。説明の時にも図を使って説明してくれた。

肛門周囲膿瘍をキラナイ医師

肛門周囲膿瘍に対して切開を行わずに抗生物質を1週間以上も処方する、肛門周囲膿瘍に切開をせずに注射器で膿汁を抜くなどの治療を受けた場合にはすぐに見切りをつけてセカンドオピニオンをすべきです。
【引用元:受診の際に知っておくと得な事柄 - 大阪北逓信病院

私の場合は膿瘍が自壊していたので切除の必要性がなかった。ただ、他の方の痔瘻ブログを読むとこの例が結構ある。

「抗生物質で様子を見ましょう」で、一向に良くならず、この後他の病院に行きセカンドオピニオンを受けるパターン。

口コミなり、webでの検索なり、近所の病院なり、いずれにしても医師のスキルまでは分からないもの。出来る限り良い治療を受けるためには、患者の我々も事前にしっかり勉強していきたいもの。

分からないことは遠慮せずに質問する。何度質問してもいいのです。そこでキレる医師はオススメできない「。

質問を2~3回して怒り出す医師も信用できません。時代は変わり、遠い昔のようにすべて医師に任せるという時代ではなくなり、患者様が知る権利を主張できる時代になったのです
【引用元:受診の際に知っておくと得な事柄 - 大阪北逓信病院