初めての肛門科 -その5-
先生からの病状説明は簡単な用紙を交えて説明された。
先生「病名は痔瘻。単純で浅部の痔瘻。」
裏面にサラサラッと図を書き痔瘻の状態を説明する。あっさりとした説明だが、痔瘻に関して急激に詳しくなった私にはそれ以上の説明は要らない。グーグル先生のセカンドオピニオンとして受診したかの如き簡単な説明でも分かるレベル。そして先生は問診票にチラッと目を落とした。
先生「痔瘻は手術でないと根治できませんが、瘻管はすでに貫通しているのですぐに手術はできます」
私「手術をお願いします」
先生「定期的に下痢をするとのことで、入院日に大腸内視鏡でクローン病を検査します。」
グーグル先生で痔瘻のことは散々調べた。下痢が原因というところまでは調べたが、その下痢がどうして起こるのか?
クローン病?過敏性大腸炎?
下痢を改善させなければ、痔瘻が再発する恐れがある。クローン病は難病指定されている。痔瘻以上に厄介だ。手術はそれほど心配はしていないが、クローン病の方が心配になってきた。
先生「入院は1週間ですが、いま予約を入れますか?」
私「妻と会社に相談してから日程を決めます」
妻の仕事の関係もあるし、こちらの仕事の都合もある。ドクターストップの出るような緊急性の高い手術ではないので、会社への根回しも必要。とりあえずは後日TELすることにして、本日の受診を終了。
瘻管が貫通してしまっているので、薬の処方は無し。
本日の診療費
初診料:850円(社保3割負担の金額)