ぼくの痔瘻が治るまで

痔瘻(痔ろう)の発症から手術入院そして完治まで。

初めての肛門科 -その4-

「40番の方」とこんな感じで呼ばれた。3つある診察室のうちの一室に通される。最近の病院で多い、複数の診察室を医師が巡回して診察するタイプ。

看護師「スボンのベルトとチャックを外して椅子に腰掛けていて下さい」

そこに先生登場。

問診を見ながらいくつか質問されるか…と思いきや、

先生「早速診察してみましょう」

 

看護師さんに診察準備を指示して、先生は一旦席を外す。シムス体型を教えてもらいながら診察台の上へ。私の画像を載せてもいいのだが、出来れば女性のほうが見栄えがいいだろう。

下の画像に似た体型がシムス体型。

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 (著作権フリー画像です。私ではありません・・・そんなの分かるか)

 

先生「力を抜いて下さい」

人生で初めて、肛門に異物が入るのである。それはそれは力が入っていたのだろう。シムス体型だと先生は私の後ろから診察する。私は先生が、どんな準備をし、何をしようとしているのか?全く分からないのである。

不安になる間もなく、先生の指が肛門に入り触診を始める。

 

先生「はい!それでは起きて洋服を整えて下さい

その間わずか10秒ほど。「もう終わり!?」と呆気に取られる程の短さ。それから先生の病状説明が始まった。